10月1日(金):たばこ増税
今日から10月。タバコの値上げだ。値上げというより、正確に言えば増税である。僕の喫っているタバコは、僕が吸い始めた頃は280円だった。それが570円になるのでほぼ倍額だ。
増税するのはまだいいとしても、タバコの税金というのは自由に使える類のものであるそうだ。政治家にとっては嬉しい税金であり、国民にとっては恐ろしい税金だ。何に使われるのか不明だからである。
タバコ税は喫煙環境のために使ってほしものだ。喫煙所の設置や維持、そこを管理したり清掃したりする人の人件費に充ててほしいところである。政治家の懐に入るのだけは勘弁してほしいものだ。
税金を払ってホームレスを助ける気はないということを、某メンタリストが言い放ったことがあったな。税金を払えない人、あるいは働けない人に給付するのは先進国ならどこでもやっていることであるし、民主社会ではそうである。
しかし、納税者の方が愚かかもしれないのだ。なぜなら、税金を払って役に立たんようなポンコツの政治家を養ってあげているのだから。それだけでなく、そんな政治家が好き勝手するのを許容しているのだから。納税者は愚かというのか、人が好いというのか、自分も含めて呆れるほどである。ホームレスや社会的弱者よりも、納税者の方が責を問われるはずではないか。
あのメンタリストも、ホームレスの人たちではなく、政治家たちに噛みついたのなら株も上がっただろうに。弱者に牙を向けるものだからどうしようもない。
ちなみにタバコ税には地方税も含まれている。だからタバコを買う地域を僕は決めている。京都市か高槻市である。それ以外のエリアに行く時は、予めタバコを買っておいて行くようにしている。できるだけ自分とあまり縁がない地域でタバコは買わないようにしている。この二つの市は、僕が生まれ育ったところと僕が仕事をさせてもらっているところであるので、少しでも役に立ちたい。
税金はどんなふうに使われるのか。ガースー政権から岸田政権へバトンが渡されたけれど、まったく当てにもならないし、信用もできない。アベやアホウが裏で操作するのだから誰がやっても同じこっちゃ。
二週間ほど総裁選運動で候補者がテレビに出まくっていた。誰がやっても同じことになる、と僕は冷ややかに眺めていた。口で言っている限りでは、野田さんが一番まともなことを言っているように思えた。もっとも、口で言ってたことでも、現実に選ばれるとそれができないとか、初めからやろうとしないとか、そういうことも珍しくない。まともなことを言っているからといっても、支持できるか否かは別問題である。
今日もくだらんことを言っておるな。今、昼休み中だ。午前中は空きができたので、銀行に行ったりなど外出をしていた。その後は室内の清掃に専念した。すごく久しぶりに腹が減ったという感覚があったので、さっき軽く食事を済ませた。仕事や予定の前にあんまりたらふく食べたくはない。
タバコを喫いたい気持ちを抑えつつ、こうして書いている。タバコが最初の頃より倍額になっているのだから、喫う方は半減させないとつり合いが取れん。そう思って今は我慢しているのだ。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)